まっちゃんの鮎すがら。

桂川をメインに相模川、中津川、奥多摩川、秋川、多摩川中流部など。遠征では神通川、馬瀬川、長良川、東北は米代川、気仙川、甲子川、盛川などいろいろな場所に出撃!タックルは主にDAIWAですが一部シマノの竿も使っています。最高釣果145匹、最大釣果31.0cm。平均釣果は1日30匹前後の中級者です。

2017 フィッシングショー横浜 今年のNEW競技Aは??

いよいよ年もあけまして、鮎開幕まで半年を切りました。

 

先日、パシフィコ横浜でフィッシングショーがあったので今年狙っている竿を見に行きました!

 

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昨年の終盤の釣りから、サイズの大きな鮎もよく曲がる竿で、いなしながら取り込めるようになってきたので今年は引き感の良い竿を使ってみたいです。

 

候補としましては、

1 SHIMANO ラシュラン88

2 ダイワ 競技AH85

のどちらかにしようかと現物を見に行ったわけですが、シマノブースでは残念ながら竿の話は聞けず、ただ竿が置いてあっただけでした。なんとなく持ってみるものの、持って見ただけではわからないことがわかりました笑。係りの人に話しかけても、カタログに書いてあります!と不親切。

 

さてダイワの鮎ブース、有岡名人や瀬田名人がいらっしゃって、今もっている竿の話や、ターゲットとする川の話、どんな釣りをしているかなどなど、約30分に渡りいろいろ聞かれたり、話させていただきました。

この話だけで、ダイワに圧倒的に傾いたのでやはりフィッシングショーなどで開発した方がいるのはとても大事だなと思いました。

 

さてお目当ての競技AH85ですが、持ったり振ったりした所、思ったより張りが強すぎて、AH90などと比べ柔らかく引ける竿と言う目的からは外れそう。

 

A調子の竿を次々と渡していただき、振ってみての違いや張りの強さの違いなど細かく説明してもらいました。振っただけでは違いなんてわからないと思っていましたが、さすがに30分も比べていろいろ触らせていただくと持ち重りや張りの違いなどかなり感じることができました。

 

有岡名人と言えばA調子の竿と言うイメージが強かったので、色々お話を聞くことができとても参考になりました。代わりに候補に上がったのが、有岡名人に推してもらった今年発売のこの竿。

 

ダイワ 競技マスターエディションA

http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/ayu_rd/ginei_kyogi_md_a/index.html

 

この竿なら解禁初期の小さめの鮎から25.6センチの鮎まで、ウォー!ってしまくれるんじゃないかと思いました。ホントかウソかわからないけど(失礼)27センチまでは抜けたらしい。

 

競技マスターエディションは他の競技Aの竿と違い、エアグロスフィニッシュとゼロコーティングを融合させた作りとなっており、これはスペシャルシリーズの竿と同じです。

 

竿の仕上がり具合を見てもゼロコーティングよりエアグロスフィニッシュの方が美しく見えると思いました。実際エアグロスフィニッシュの方がひと手間かかっているのできれいだし強度も出るようです。

 

そのかわりマスターエディションはお値段が高くなっております。スペシャルと同じ手法で、カーボンだけランクダウンしているだけなのでここ辺りが落としどころか。

 

スペシャルもS、MTと持っているのですが、Z-SVFカーボンはかかった後の抜けの速さは素晴らしいものがあります。逆に引く際には張りの強さで無理矢理引いてしまう時も多かったです。まぁ、腕が悪いのですが、、、。super-SVFカーボンなら引きがマイルドになるなら願ってもなし。

 

そもそもAHとかAXHになってしまうなら、メガトルクの早瀬でいいじゃん、と思います。

 

今年は90で使い倒して、来年は有岡名人お勧めの90⇆93の♯3の替節でより柔らかい引き味を出すこともできそうだし、長く使えそうな竿だと感じるのでこれで行ってみますか!

 

と言うことで長々と書きましたが、目的によってはAHはとても良い竿だと思います。昨年の神通川や魚野川みたいなサイズだとかかってから取るまでバランスよく対応できるかも??ただ1年を通して釣れるサイズは結局は22.3センチまでが8割を超えていることを考えると、どんどん硬くして安心感を取るより、ガンガン曲げて、オトリの泳ぐ範囲を広げた方が厳しい時の釣果も上がるんじゃないかと。取り込むのは少し時間かかるかもしれませんが、去年は寄せて取ったりも楽しんだので、かけてからのやりとりを楽しむシーズンにしたいと思います。