おことわり
一応先に言っておくと私は年間30日〜50日くらい入川しており、一日の平均釣果は25匹前後です。そんなアマチュアの戯言なので参考程度にお願いします。
入手経路・入手動機
SHIMANO FTフォースライト早瀬(H2.5中硬)。
常に車に乗せっぱなしのFTフォースライト早瀬の使用感などをつらつらと。
入手経路、ヤフオク。
入手動機、なんでも良いから車に置き竿しておきたい。
時は12月、季節外れのこの時期にヤフオク徘徊して発見。
入手価格、スタート10000円→そのまま落札(*゚∀゚*)
破格でゲットできて置き竿としては贅沢なくらい。
中古ということで期待していなかったが驚くほど綺麗な状態で到着。
SHIMANO FTフォースはどんな竿?
この竿はシマノが 推して出した割に2年くらいしか売らなかった不人気竿。多分、シマノらしくない色(真っ赤、なんか下品)と微妙な値段(入門用にしては高い)とわかりにくいコンセプト(力があるんだか、ライトなんだか、結局一番軽いライト早瀬で230gは重い)のせいでしょうか。
「FT」=ファーストテーパー 設計ということでしょう。
SHIMANO版 Vコブシ??
SHIMANOカタログより
「ライト早瀬はテストでは難なく24cmを引き抜く底力を発揮」
これは消費者庁に過大広告として追求されるレベルだな、10cmのチビおとりに24cmが突っかかってきたならあながち嘘とも言えないので仕方ないか。。。
この竿で勝負できるのはいいとこ20cmまで。しかもチャラチャラか段々瀬など流れが止まるところがある川相でないと無理無理。
SHIMANO HPより
FTFORCEは胴調子よりの竿で操作性とパワーを共存させた竿ということか。
SHIMANO HPより
ライト早瀬のターゲットは14cm〜22cmあたり一番ドンピシャサイズは17cmの鮎とのこと。これは的確だと思うが20cm以上ははっきり言って厳しい。
SHIMANO HPより
発売している時は一番柔らかい竿。
SHIMANO TVでライト早瀬
LIMITED PRO AZ KODACHI 80-85 ZI, FTForceライト早瀬NI - YouTube
三嶋さんが狩野川でライト早瀬2.5を使用し釣りの解説をしている動画があります。
20cm位のオトリに同サイズを段々瀬で一段下に落ちてしまった魚をかなり苦労して引き抜きしています。
20cmくらいの魚でこの感じのやり取りが楽しめます!
FTフォースライト早瀬の使用感
近年のDaiwaのメタルチューブラーに慣れている身としては、カーボンチューブラーのゴンゴンいう感覚が新鮮。
この竿はとにかく柔らかい。引いてもおとりに負担がかかりにくい。思ったよりとても良い竿。掛かるまでは上位のモデルと遜色ないしむしろおとりはよく動く感じがしてかかりも良い。
しかし問題は掛かった後だ。
20cmあったら魚を早瀬からその場で抜くのは無理。下ったり寄せたりが必要。テスト映像は狩野川のだんだんのチャラでやってるので20cmも抜けます!とか言ってますが。
竿のハリもないので抜きの弾道も安定しない。
昨年神通川有沢で使ってみて20cm足らずの天然を取り込むにえらく苦労した。
しかしよく曲がるからバレないし、周りの人に「デカイのばかり釣ってる!」と錯覚させることができ優越感に浸ることができる。20cmの魚がかかれば満月のように曲がる。230gもあってカーボンも厚いので安心感もある。
この下品な赤さがなければもう少し好きになれる竿である。なんかこの竿を持って河原を歩くのがなんか恥ずかしい。
そんな赤さ。
過去の所有竿の使用感など
【SHIMANO】スペシャル競NI FW H2.75
【DAIWA】競技マスターエディションA(中硬硬強) ①〜竿選びから購入まで〜
【DAIWA】銀影競技マスターエディションA ②〜スイッチシステムで9.3mに〜
【DAIWA】 銀影競技スペシャル TYPE-S(中硬硬強)