梁川と鳥沢の間に位置する坂栄工業
坂栄工業は桂川中流域の梁川と鳥沢の間あたりに位置するポイントです。
鳥沢の畠山釣具店さんが駐車場を整備しておられるので川の近くまで車で行くことができます。
ただし途中、狭い林道や凸凹道を通るので車高の高い車でないとステップや車両下部をぶつけてしまいます。
この駐車場は畠山釣具店さんの好意で整備されているものですから、綺麗に節度ある使用をしたいところです。ということで駐車場のゴミ拾いからスタート。
ゴミをポイポイ、駐車マナーも悪い、ではいつか駐車場がなくなってしまい釣りが不便になり、その時は遅いのです！マナーアーーップ！！
ゴミポイポイ捨てる、中には河原で燃やす、圧倒的に団塊の世代のおじさん達ばかりな気がしますが今は時代が違います！うるせえ、とか悪態つかれますが、近頃の若いもんはしつこく注意しますよ！自分たちが歳とったときにも綺麗な川を残したいですからね。もちろん次の世代にも。
桂川中流域の川相
桂川中流域は深い谷と両岸の緑の斜面に囲まれた渓谷相が美しい場所です。
川は岩盤絡み頭大の石がゴロゴロ入っていたり所により砂で埋まっていたりします。
坂栄工業のあたりは長良川を1/2にスケールダウンしたような感じの場所もあり岩盤ばかりの場所もありと石ごとにオトリを打って拾い釣りするような玄人好みの場所です！
両岸が切り立っているのでロケーションも良く美しい釣り場です。岩盤を歩いたり河原を歩いたりすることも多いので健脚な方向けでしょうか。
午前中の釣り
桂川中流域はサイズが大きい！と聞いていたので今年初登場、競技SPECIAL MTを持ち出しました！
糸も005にアップして万全の体制で臨みます。
が。
が、しかし、です。
コツリ！ともあたりもこないし鮎もほとんど見えません。見えるのは座っている釣り人ばかり。
気温40℃の暑さでやられています。
水温も26℃に上昇。これでオトリもヘロヘロです。学校のプールだって水温と気温足して65℃超えたら熱中症になるから中止なのに。鮎釣り中止されたら困るけど。
午前中は引けども泳がせども何も掛からず。一度駐車場に帰ろうと歩いていたところ群れ鮎がいたのでこれを攻略。なんとかヘロヘロ熱中症オトリで待望の野鮎をかけることが出来、この群れから3匹ゲット（1匹頭がかりで即死T_T）し午後に望みを繋ぎます。
午後の釣り
午後は大きく場所を移動して釣れなそう、な流れを探します。駐車場で他の釣り客のおじさんと釣れない談義、をしていると連休中は良く釣れて大にぎわいだったそう、良い魚は抜かれてしまっているかトロ場に逃げ込んでいるのでしょうか？一見釣れなそうな竿抜けの場所はないのか？？
今日は活きたままの鮎を頼まれているのでプレッシャーがかかりますがなんとか挽回したいところ。
釣れそうなポイントは避けてトロ場で勝負、トロ場の中の沈み岩盤、大石を丁寧に釣って午後は2時間ちょいで20匹、怒涛のまくりでいつものペースに！
いい鮎！
太っておる。
本日のタックル・釣果まとめ
14時30分あがりで22匹の鮎ちゃん！
自作観察水槽で身長測定、最大寸22cm。
◇◆ 竿 ◆◇
DAIWA 銀影競技SPECIAL MT（急瀬）
◇◆ 糸 ◆◇
HOKUETSU メタビート005 4m
DAIWA メタコンポⅢ 007 1m
◇◆ 針 ◆◇
OWNER イニシアブロンズ 7.25号 4本イカリ
OWNER 楔X 7.0号（群れ鮎時）
OWNER TAFF 8.0号 4本イカリ
本日のあたり針！OWNER TAFF 8.0号
ストレート形状の黒ばりで4本イカリで使えて掛かりがよい！保持力もかなり高い！
黒ばりは酸化鉄なので針先なかなか鈍らず、古い技術を使った針（今のコーティング全盛期と違い）だが刺さった後の保持力はコーティング針より上！の気がする。形も好き。
☆ 本日の釣果 22匹 （ 18cm〜 22cm）
★ 時間 9:30〜14:30 （実釣4時間 休憩1時間）
☆ 時間あたり釣果 5.5匹/時間
★ 2018年 合計釣果 355匹
☆ 2018年 合計釣り49時間・釣果 ave7.1匹/H
【番外編】
本日の鮎を差し上げた地元銘店居酒屋のマスターのご厚意で、鮎ちゃんを「あらい」と「塩焼き」で。
美しい鮎のあらい
これまた美しい鮎の塩焼き
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