鮎も人にもつらい暑さ!
この日の気温が34℃、水温は26℃くらい。
川に入っていなければ茹だるような暑さ。
肌はジリジリ焼けるし川に入っていても暑い!
桂川は水温18℃でも鮎が釣れるのでこの水温は高すぎる。
こんだけ暑ければ鮎はどこにいるのか?
深くて水温の低そうな水通しの良いような、トロ場と予想するのは、誰でも出来ることではそこをどう釣るのかという話。
ということでかなり渋い桂川。
瀬でやってもかからずいつもの場所でいつものようにやっても釣れないー。の声、どこが良いかなと10分くらい見ているけれど誰の竿も曲がらず。
こんな時こそ瀬で釣れないなら、トロ場をひたすら泳がせる!
ひたすら深トロをたて竿、カミ飛ばしの釣りです。よく泳がせはナイロン!と言われますが今日やる深トロはかなり底流れが早いので複合メタルで釣ります。比重軽めの糸。
トロ場をカミ飛ばしする理由は2つ
① そもそも上流からではうまく鮎が入らず無理矢理、ぽちゃんと鮎を落としてもスイスイーとトロ場の中層を泳ぎ上流へ泳いでしまい、狙った深トロの底へ沈んでいかない。
そこで下流の流れのあるところから鮎を泳がせ、だんだん深くて流れのゆるいところを上らせていくという作戦。
② トロ場は鏡になっていて水中の様子もよく見える、がこれは魚からは水面の様子もよく見える、という事。竿影や人影でも魚が散ってしまうのでそれを考慮して下流からそーっと泳がせて行く。
トロ場の取り込み
鮎がかかったら立てていた竿が「ゴン」と曲がり水中に引き込まれます。ここで瀬の中の取り込みのように竿を絞り、、、などしないで立てた竿のまましっかり針がかりするのを待つようなイメージで寄せます。竿が立っている時点で主導権はこちらです。
立ち込んでいるならそのまま、膝くらいの水深ならばその場に座り、鮎がやって来るのを待ちつつ玉網ですくいます。
釣れているのかがわからない方が人も寄ってこないし、鮎もバチャバチャしないので散りません。おや、釣れている!と思われてトロ場の上流からバシャバシャやられるとそれだけで釣れなくなります。トロ場をやっている時点で他も渋いのでなんとか釣りたいのは分かりますがここはそっと釣りをして独り占めしましょう。
1日トロ場を釣り続けた釣果
トロ場はあまり人がやらないこともあり、大きな鮎が残っていました。
なかなか良いサイズ、今年の桂川は琵琶湖産の鮎の放流が失敗??したこともありこの海産の鼻の短い鮎がかかります。
コツコツと釣り続けて最大24.5cmの鮎で5時間38匹!この時期にしては十分な釣果となりました。
使ったタックル
◇◆ 竿 ◆◇
DAIWA 競技マスターエディションA 9.3m(中硬硬 強)
◇◆ 糸 ◆◇
HOKUETSU エース 006
◇◆ 針 ◆◇
OWNER 楔X 7.0号
糸は初めて使うHOKUETSU エース、比重6.1。深場の泳がせに良いかも?特に特徴ない糸。
目印の移動で糸がほつれやすい、少しザラザラしているので目印移動しにくい。黒いので泳がせでは見にくい。
これならいつも泳がせで使うDAIWA メタコンポⅢ 007(比重2.1)でいいな、と。
針は楔X 7.0号 4本イカリ、7.5号も使ったけど寄せて取るので7.0号で十分、この針は泳がせスペシャルだなと改めて実感!!ワイドで攻撃範囲も広いし、針も軽いので根掛かりもしにくいし泳がせはこの針一辺倒。瀬では保持力が弱い気がする。
☆ 本日の釣果 38匹 (18 cm〜24.5 cm)
★ 時間 10:00〜15:00
☆ 時間あたり釣果 7.6匹/h
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