【鮎釣り考察】雨の日の鮎釣り一考察

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Ma-san
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解禁しましたが雨続きですね、雨の日でも鮎釣りには行きます、まっちゃんです。梅雨に入り2年前に書いた記事の焼き直し(2017-6-28「雨の日は釣れない?」)雨の日の鮎釣りの考察です。

 

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雨の日の鮎釣りの前提

水かさが増していない

水が澄みいつもと変わらないような水量。
増水時は当たり前ですが危険ですので川に近寄らないようにしましょう。

釣行に慣れている河川

突然ダムの放水がある、支流からの流れ込みで急に水量が増えるなどの危険もありますので十分にリスクを管理した上で釣行に臨みましょう。勝手知りたる河川での釣行をオススメします。

雨の日の服装について

雨の日の装備としてカッパやネオプレンウェダージャケットなどがあります。

一般的にはカッパ

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DAIWA HPより

カッパの利点

▶︎雨だけでなく風も防げる
▶︎仕掛け等も濡れない、そのままベスト着用可

カッパの欠点

▶︎お高い、ゴアテックスだと30000円くらいする
▶︎袖口から水が入ると身体が冷える
(袖口バンドなど対応製品あり)
▶︎万が一流された時水が侵入し身動きができない
▶︎お高い割にデザインが独特なので雨の釣りにしか使用用途がない。

ネオプレン系のアンダー

ファイントラック finetrack Men's フラッドラッシュ ロングスリーブ FWM0121 (BK) M BK

ファイントラック finetrack Men’s フラッドラッシュ ロングスリーブ FWM0121 (BK) M BK

自分が使用しているのはコレ!国産のアウトドアブランドの雄、ファイントラックの製品。
主な使用用途はカヤックやシャワークライミングなどなど。保温性能と動きやすさを兼ね備えた本当にオススメの一品。

安く済ませたいならサーフィンで使用するタッパーを使う。1.5mmか2mmの動きやすいもの。
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釣り具メーカーのものはお高い。お股バンドあるがすごい違和感があるので使用しなくなった。だらんとたらしておくのも見っともないし、、、。

ネオプレンの利点

▶︎身体が冷えない
▶︎袖口を気にしないで済む
▶︎万が一流された時浮く
▶︎終期の寒い時にも使える

ネオプレンの欠点

▶︎ベストをそのまま着ると仕掛け等も全部濡れる
▶︎年券等は特に注意

雨の日の鮎釣り考察と結論

雨の日は活性が悪い??

▶︎水温には注意、流れ込み等で水温が下がると初期や終盤では気温も低いことがあり活性は下がることに。盛期の暑い時はかえって活性が上がることも。
▶︎流速が高いところほど水温が低い、というの知っていれば盛期には流速のあるところを、初期や終盤の寒い雨の日はトロ場、と行ったように作戦を練って釣りをするところだが、川の流れや支流の流れ込みによって大きく鮎が動く場合もある。

よって雨だから活性が悪いとは限らないと思う。

雨の日は外道の活性が上がる?

▶︎雨の日は外道の活性が著しく上がる?気がする。
根拠はない、釣行に行くたびに変な魚を釣るのは雨が多い。
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こんな感じで尺を超えるオイカワまで掛かる、気持ち悪いし仕掛けもダメになる、、、。ウエェ。

雨が水面を叩いてトロ場が釣れる?

▶︎雨だから釣れる、というわけではないだろうが初期や終盤などでは流れ込みによって冷たくなった流れより水温の高いトロ場に入る事は考えられる。
▶︎トロ場の釣りは静けさも求められるので、人が多くてガチャガチャしてると成り立たないことも多い。人の少ない雨の日はトロ場の釣りも一考すると良い気がしている。

見釣りがしにくい

▶︎鮎を見つけにくい、見釣りで狙う場合は鏡になっているようなところで鮎を見つけることが多いので
コレが実にやりにくい。雨で流れてきたゴミなどを目視しにくく、根掛かりという点もあるので、「見つけて釣る」スタイルの人は水中が見えない中で釣りをするのはやりにくさがあると思う。

タックルに与える影響

▶︎竿が固着しやすい。雨(水滴)が潤滑油のようになり普段伸ばし切らないところまで伸びてしまい乾いた時などは竿が縮められない事態になることがある。しかも、雨で濡れて滑って縮めにくい。
解決策としてはゴム手袋をはめてひねる、コレでほとんどの場合解決する。ダメなら完全に乾かしてから縮める、のが理想だがそもそも車に積んで帰れない事態も考えられるので最終手段「ゴムハンマーで垂直に叩く」(ゴムの敷板も準備)ハメになることもあった。
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車に常備、SHOWAのゴム手袋。コンビニで買える。コイツでほとんど竿は縮められる。
▶︎ナイロンは吸水する
仕掛けのどこかにナイロン糸を使っている場合、濡れたまま収納し乾かないと変色したり切れやすくなったりする。
▶︎水の浸入
針ケースや仕掛け巻きなどに水が浸入し針先が錆びたり、重ねられた仕掛け巻きが乾きにくく異臭を放ったりすることがある。
雨の日、特にカッパを着ないでネオプレンジャケットで釣りをする人は仕掛けを絞った方が良いと思う。

流れてくるゴミの影響

▶︎思っても見ないところで枝などが漂着しており根掛かりすることがある。ダンダンになっている瀬などは特にゴミがぐるぐる回っていたりするので注意。
▶︎浮いている葉っぱやゴミが仕掛けに絡まる。メタル単線などはキンクを起こすリスク高まるので、特に雨の日は複合糸などをメインにしている。

まとめ

雨の中の鮎釣りは晴れている日とは異なることも多い。しかし、雨の日は人気釣り場も非常に空いているし、しとしと降る雨の中静寂が心地よく自然と一体化できる気持ちになるのでなかなか良いものだ。

もちろん水が濁らないほどのシトシト降るような梅雨の雨ならという話なのでザーザーぶりの日には家で仕掛けを直したり、タモでも作っている方が良いだろう。

そもそも雨だからと言って魚は水の中にいるのだから、魚にとってはつり人ほど影響は無いのだろう。

帰ってからベストの中身を出したしっかり洗う、竿の手入れはしっかりする、あたりを気をつければ梅雨空が続いても鮎釣りを楽しめると思う。

コメント

  1. みちみち より:

    いつも参考になります!
    先ずはゴム手袋を車に入れておこ。
    鶴川はオイカワ多いですよね、、

  2. kazz-matsumura より:

    みちみちさん
    本当に参考程度に!ゴム手袋は万能ですよー!
    重いもの運ぶのもタイヤ交換するのも何でも使えるのでとりあえず車に一双!
    鶴川のオイカワ、デカすぎですって!!

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