鮎釣り土用隠れ攻略!「土用隠れ」でやってはいけない8つのこと!

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マッチャン
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毎年、お盆は殺生をしないことにしています。ので鮎釣りもこの期間はお休み。先日「土用隠れ」はどうやって釣りをするのかとご質問を頂きましたので「やってはいけないNG行為」を8つ挙げてまとめて行きたいと思います!(あくまでも主観です。)土用隠れを攻略して行くこと=鮎釣りが上手くなることに結びつきますので是非いろいろ試して行きましょう!!

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「鮎の土用隠れ」とは?

「土用の丑の日」と聞くと、多くの人がウナギを食べる日を思い浮かべますよね。これは、夏の暑さを乗り切るために栄養豊富なウナギを食べる習慣から来ています。しかし、同じ「土用」の時期には、川の中でも特別な現象が起こります。それが「土用隠れ」。夏の土用の頃、つまり7月下旬から8月上旬にかけて、鮎が深い淵に隠れてしまい、浅瀬に出てこなくなる現象です。この時期、鮎が釣りにくくなるため、「土用隠れ」と呼ばれています 。

さて、ここからは「土用隠れ」でやってはいけない8つのことについて詳しく見ていきましょう。

1.浅瀬にこだわり過ぎる

土用隠れの時期には、鮎が深い淵に留まるため、浅瀬での釣りにこだわり過ぎると全く釣れないことがあります。

もしいつもの釣りが「まずは瀬肩でオトリを取って、、、」みたいな組み立てだと出だしからつまづくことがあります。

浅瀬に固執せず、流れの速い場所や深い淵を狙ってみるのもありです。特に、川の水温が高くなると鮎は涼しい場所を求めて深い場所に移動します。例えば、伏流水が湧いているポイントや支流との合流点も狙い目です。これらの場所は水温が低く、鮎が集まりやすいので試してみる価値があります 。

水温が高いところは青ノロも多く生えているので必然的にポイントから外れます!


青ノロ発生中の(いつもは好ポイント)

2. 暑い時間帯に釣りをする

日中の暑い時間帯に釣りをするのは避けた方が良いですね、、、特に夏の土用の時期は、気温が非常に高くなるため、オトリが弱りやすく、釣果が落ちてしまいます。

早朝や夕方の涼しい時間帯がマヅメになりますので昼間は思い切って休憩するのもありですね。また、涼しい時間帯は釣り人自身も熱中症のリスクを避けられるので一石二鳥。

3. オトリの管理を怠る

高温の時期にはオトリの管理が非常に重要です。オトリ缶の水温管理を怠ると、オトリがすぐに弱ってしまい、全く使い物にならなくなります。

移動中は氷を使ってオトリ缶の水温を下げるなどの工夫が必要です。

例えば、オトリ缶に氷を入れるだけでなく、クーラーの吹き出し口近くにや移動中には直接日の当たらない場所に置くことも大切です。

特に川でオトリを管理するときは川底深く沈めることが大事です!(ただし流されないように)

石を置いて沈めましょう!!

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4.オトリ選びにこだわらない

元気で動きが活発なオトリを選ばずに使用すると、やはりすぐに泳がなくなってしまいます。

オトリの選定は慎重に行い、色や動きに注意して選びましょう。

自分の基準だと全部のサイズから1番大きいのや小さいのは除去、揃ったサイズの中でもエラ周りに出血していない、ヒレが綺麗、勢いよく泳ぎ回るが比較的すぐに落ち着く個体。そんなところでしょうか。

また、天然のアユの場合は、針キズの位置にも注意すべきです。

5.同じ場所に固執する

釣れない場所に固執し続けると、時間を無駄にしてしまいます。

得意ポイントや前に釣れたポイントで粘るより、土用隠れの時期は鮎の居場所が変わりやすいため、ポイントを変えながら鮎のいる場所を探すことが重要。

特に、川の中で食み跡のある場所を見つけたら、その場所で粘る価値があるかを判断しましょう!

高い場所からの川見も大切で、キラッと光った場所で粘るのも価値があります、

6.瀬の引き釣りより泳がせ釣り

土用隠れの時期には、間違いなく瀬の引き釣りよりも泳がせ釣りが効果的です。

泳いでいるという意味では瀬の引き釣りも同じではあるのですが、流れの少し緩やかな場所で上飛ばしの静かな釣りが有効になる方が多いです!

また、この時期、鮎は深い淵に留まりがちなので、オトリを自然に泳がせ深い流れに入れることが出来れば釣果が上がる可能性も。

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7.動の釣りより静の釣り!

土用隠れの時期には、(解禁当初には通用していた)動の釣りよりも静の釣りが効果的です。

鮎が深い淵に留まりやすいこの時期は、石の色つやや食み跡のある場所をじっくりと狙い、動きの少ない釣りを心掛けることが大切です。

例えば、石の裏や大石の前、瀬と淵の境目など、鮎が留まりやすい場所にオトリを置いて、じっと待つ釣り方が有効です。

動きすぎるとオトリが弱るばかりか、鮎に警戒されてしまうため、静かな釣りを意識してみてください。

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思い切って太めのナイロンを張ってみるのもあり、とにかく泳ぐ!!

暑い中、バタバタ動き回るよりも静かな釣りをすることで、自然との一体感を感じられる瞬間を楽しむくらいで!

8.適切な川見を行わない

適切な川見を行わないと、釣果が大きく落ちてしまいます。土用隠れの時期には、青藻が発生する場所など鮎がいない場所で釣りをしても釣果はあがりません。

青藻が多い場所は水温が高く、鮎が寄り付きにくいので避けるべきです。また、鮎がきらりと光った瞬間を見逃さず、その場所で粘ることが重要です。

さらに、「ハミ跡」を発見したら、そこは鮎がいる証拠でもあるのでその場所でじっくりと粘りましょう。とにかく粘りです!

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まとめ:土用隠れは鮎釣りが上手くなる時期

土用隠れの時期から後半は、確かに鮎釣りが難しい時期ですが、実はこの時期こそが釣りの腕を上げる絶好のチャンスでもあります

この時期に工夫を凝らし、普段やらない釣り方を試してみること、仕掛けを見直すことなどが大切です。

例えば、普段は動き回って瀬の中をメタルラインでひっぱり回るのが好きな人も、こんな時期は「どうせ釣れない」と割り切って一日中ナイロンで竿を立てて泳がせ釣りを徹底したりすることで、釣りの技術を磨くことができます。(私はこれでかなり釣果が伸びたきっかけです。)

釣り場の観察力を高め、適切な場所を選び、細かな変化に気付くことで、釣果が大きく変わることを実感するのも大切です。

土用隠れを攻略することで、鮎釣りの奥深さを知り、自身のスキルアップに繋がるはずです!

 

(この記事は適宜更新していきます。)

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