【鮎竿】ふなやオリジナル龍星☆竿2 急瀬を買ってみて改めて思う大手3強の強み。

おことわり

一応先に言っておくと私は年間30日〜50日くらい入川しており、一日の平均釣果は25匹前後です。そんなアマチュアの戯言なので参考程度にお願いします。
増水と育児でもう鮎釣りを忘れてしまったのかというくらい、相変わらず釣りに行けないので所有竿のインプレなど。

ふなやオリジナルとは?

「ふなや」の社長さんが大の鮎釣り好きで高価な鮎釣り竿をより安く提供するために鮎竿を作っている、その竿がふなやオリジナルである。
厳密に言えば、ふなやの社長さんがどのような竿を作るかを考え、設計・仕様を元にサンテックがプロトモデルを作成、ふなやさんに馴染みのある方がテストを繰り返して市場に出ているようである。
龍星☆竿はプロト6まで作ったようでHPからのリンクで開発段階の秘話などを読むことができる。

ふなやさんってどんな店?

北陸は福井、九頭龍川の近くに店舗を構える老舗釣り具店が「ふなや」さんである。
HPは混沌としているが行ったり来たりしていればなんとか欲しい情報は得られると思う。
社長さんの物書きも面白いので購入を考えている人はあちこちクリックして読んでみると良いと思う。
ふなやさんには九頭龍川へ遠征に行った数年前に立ち寄らせていただいた。店舗は大きいもののとても家庭的なお店で一見の私にもとても丁寧に接していただき、ふなやさんの竿に興味を持っていることを伝えるとなんとその場で竿を貸していただいたのである。もちろんこちらの身分を明かして住所等もお伝えしたが預かり金等もなく是非使ってみて下さいと快く貸していただいた。9月末だったこともあり、たっぷり10日ほど貸していただき相模川や鬼怒川で使わせていただいた。
借りた竿は龍星☆竿 、Super Light Ⅱ、龍芯竿915だったと記憶している。どの竿も感度良くとても使いやすかったが急瀬竿が欲しかったこともありシーズンオフの2012年10月の終わりに龍星☆竿を購入させて頂いたのだった。使用感のメールとともに竿をお返しし、龍星☆竿の購入を伝えるとシーズンオフに鮎竿を買う人もいないとのことで恐縮されて、併せてシーズン始め用にとソリッド穂先を購入したらパワータイプ、ハイパワータイプのソリッドもつけて頂いて恐縮至極であった。
ふなやさんはとにかく釣り人目線の家庭的なお店で竿が破損した際にも電話一本で翌日にはパーツ到着、保険等を使用した際の見積もりなど迅速で素早く対応して頂いたことも付け加えておく。

龍星☆竿Ⅱ 急瀬High power購入

この竿を借りた時のメインロッドは初代銀影AIR TYPE-S、比べてみて手元に伝わる感度、竿を立てた時の圧倒的なパワー感は本当にびっくりした。
f:id:kazz-matsumura:20180807234822j:image
f:id:kazz-matsumura:20180807234827j:image
f:id:kazz-matsumura:20180807234816j:image
ふなやHPより
龍星☆竿の硬度はSHIMANOの硬度でいうとH3.45相当とのこと。
対応サイズは24〜26cmや18〜25〜28cmと記述あり、なんともファジーだが急瀬の中から抜くには20〜25cm位が対象だと思う。
f:id:kazz-matsumura:20180808053128j:image
初めて使ったのは2013年9月末の相模川の葉山島、メインの瀬尻からのトロ瀬であった。22〜24cmの天然鮎が夕方入れ掛かりとなりポイントまでオトリを誘導する先調子の操作感、竿を寝かせてからの感度(本当にビリビリ、ゴンゴンと伝わって来た)かかって竿を立ててからの抜けの速さ、メインロッドのType-Sと違いすぎて衝撃的であった。これですっかりこの竿に酔倒してしまいシーズンオフに購入したのだった。

2014年龍星☆竿で神通川88匹

2014年7月26日 新婦大橋左岸にて。
f:id:kazz-matsumura:20180807231614j:image
右岸寄りの流れを左岸より立ち込んで狙う
f:id:kazz-matsumura:20180807224917j:image
こんな見事な20cm前後の鮎がバッチンバッチンかかり続け、20mを行ったり来たり一日中。
f:id:kazz-matsumura:20180807225014j:image
写真データが16時なので早上がりしたんだろう。細かいことは忘れたがとにかく良く釣れた。
かかってからの回転も早かった。
f:id:kazz-matsumura:20180807225019j:image
鮎釣り始めてこんなに釣れたのは初めての経験。
神通川が大好きになった。

2014年龍星☆竿で鬼怒川尺鮎を釣り上げる

鬼怒川の板戸大橋下の岩盤のガンガン瀬で泳がなくなって来たオトリを無理矢理オモリで流れにねじ込み釣り下っていた時に突如物凄いアタリ。
竿を立てるもズルズル引っ張られ50mくらい下り流れのゆるいところに誘導。
鮎が寄ってくると、デカイ!タモですくおうとすると逃げる、糸に手が届かない、竿をもう一息!と天に突き上げると鮎がタモに入った!と思った瞬間にフワリ、と穂先が落下。ゆるい瀬で無理矢理竿を後ろに倒したので#1を折ってしまった。
30.5cm296gの痩せ気味だが立派な尺アユを手にした。この時穂先を折ってしまったが帰りに電話するとすぐ送ってくださり、振り込みする前に穂先は到着した。迅速な対応をして頂いたがふなやさんは基本的にこのスタイルらしい。
f:id:kazz-matsumura:20180808053034j:image
鬼怒川のかとう釣具店で確認してもらい29cmの雌の鮎と2匹で剥製にしてもらった。4万円くらいだったかな??
f:id:kazz-matsumura:20180807231100j:image
オスの尺アユ。
f:id:kazz-matsumura:20180807231104j:image
メスの大アユ。
f:id:kazz-matsumura:20180807231055j:image
立派に作って頂いた。

ふなやオリジナルの竿は折れるのか??

ふなやさんの竿を調べると折れる、おれる、とあちこちに書いてある。ふなやさんの竿の売りはNP製法。ノンペイントということらしい。ノンペイントは竿の感度、強度は格段に上がるが変わりに扱いが難しくなり少しの傷でもついてしまうと折れてしまうことだ、という。
まず2014年に使い始めてすぐ元竿の一部がペコペコすることが発覚したものの買ってから半年以上経過していたので連絡等したところ保証で対応、連絡した次の日に元竿が送られて来た。これは完全にハズレの元竿だったと思う。オフシーズンに買ったのが裏目に出た。
2度目に折れたのは鬼怒川の尺鮎を釣った時。
3度目は2014年9月に相模川で鮎釣り中にかかった鮎を全て振子抜きするという雑な使い方??をしていた時に抜いた瞬間に河口側からの風で思ったより鮎がすごいスピードで飛んでしまい、竿を返しながらグッ!!と力を入れた瞬間に握りつぶして?しまった。元竿からバッキーン!!と折れ、反動?で#1#2も粉々に飛び散った。竿に無理をさせたのが悪いのだが見事に折れてビックリした。
f:id:kazz-matsumura:20180807232717j:image
龍星☆と竿Ⅱに。元竿真っ二つ。
f:id:kazz-matsumura:20180807232722j:image
網ですくった穂先など一部部品。
元竿、#1、#2と部品発注し、結構な修理代に、、、。

ふなやさんの「鮎竿取扱説明書」のページにも無理すると折れる、と、書いてあるので仕方なしか。
説明書によるとのされ気味で無理矢理抜いたり、竿を無理な角度にすると折れるよ、、しっかりと書いてある。
NP製法の竿は確かに感度も良いし軽いしパワーがある。先調子も魅力的。ただ、扱いには細心の注意が必要な上、無理がきかない竿だということがよくわかった。

まとめ

総じてふなやさんの竿はとても良い竿だと思う。
作り手の思いが込められた竿であり、先調子の硬調竿という明確なコンセプトがある。
感度を上げるためにカーボンむき出しのNP製法を採用しており、扱いには細心の中の細心の注意を要する。
自分は竿を丁寧に扱う方だと思うが、どうしても手入れの時にどこかにぶつけたりすることもあれば、偶然にも砂かみすることもあるだろう。そのリスクを極限まで減らせる人が使う竿だと思う。
サンテックという会社が悪いわけではないと思うがどうしてもDAIWA、SHIMANO、がまかつなどと比べたら(元竿ぺこぺこ事件もあったことから)、仕上げの製品チェックなどの段階で品質は劣るのではないかと思う。
NP製法ということは塗装してある竿よりカーボンおよびその接着剤の大敵の紫外線にも晒されるので比べれば塗装竿より寿命は短いと思う。
ふなやオリジナルの鮎竿は割安感はあるが、その分寿命は短いのか?私は少し多めに払ってもトラブルない竿を、と思ってしまうので今のところ再び購入することはないと思うがコンセプトはわかりやすく、龍芯竿915などはいつか使ってみたいと思う竿ではある。また昨年開発された龍神竿は折れない龍星☆竿を作ると言ったコンセプトらしい。
(開発者の方の竿のテストのページに飛びます。)先調子の硬調竿の選択肢として欲しくなる竿ではある?
今使っているメインロッドのDAIWA 競技マスターエディションAはほぼノンペイントのゼロコーティング仕上げである。もう1500匹以上の鮎を釣ったと思うがなんのトラブルもなく至極快調、なかなか上がってこない22〜23cmの鮎の引きに耐え続け満月のように曲がっても非常に安心感がある。この安心感と引き換えに若干の感度低下とわずかな重みが加わっても構わないと思うのでしばらくは大手メーカーに宣伝費を含む若干割高な竿を使いつつ鮎釣りを楽しんでいこうと思う。

 

所有竿の使用感など

【DAIWA鮎竿】DAIWA 銀影競技Tを検討する。
【DAIWA鮎竿】DAIWAの銘竿!銀影AIR TYPE-S(中硬硬)をレビューする。
【DAIWA鮎竿】 クセ強竿 銀影競技スペシャル TYPE-Sは自動的に鮎が掛かる?
【DAIWA鮎竿】NEW DAIWA 銀影競技TYPE-Sを検討する
【DAIWA鮎竿】ニューロッドにDAIWA銀影競技TYPE-S 85H購入。
【DAIWA鮎竿】競技 メガトルク 大鮎(荒瀬)は最強の荒瀬竿だ!
【DAIWA鮎竿】3代に渡る競技 SLの変遷と使用感
【DAIWA鮎竿】 銀影競技SPECIAL MT(急瀬強)は曲がる曲がる獲れる!
【DAIWA鮎竿】競技マスターエディションA ①〜竿選びから購入まで〜
【DAIWA鮎竿】銀影競技 マスターエディションA スイッチシステムで9.3mに
【DAIWA鮎竿】 胴調子ってどうなのよ?競技メガトルク+他メーカーの胴調子竿使ってみて
【SHIMANO鮎竿】FTフォースライト早瀬(H2.5中硬)が面白い!
【SHIMANO鮎竿】神竿、釣れて釣れて釣れまくるスペシャル競NI FW H2.75を科学する【SHIMANO鮎竿】風切竿の代名詞、太身細軸胴調子、初期の最強竿”RASSURANT”!
【ふなやの鮎竿】ふなやオリジナル龍星☆竿2 急瀬

コメント

タイトルとURLをコピーしました