今回レビューするのはDAIWAの荒瀬竿、競技メガトルク大鮎95マルチです。イメージだと荒瀬竿ってやっぱりがまかつが強いのかなーとか思いつつも、このDAIWAのメガ大鮎は本当に買って良かったと思える素晴らしい荒瀬竿です。感度は置いておいてかかってから溜めて取り込むことを優先したがまかつスタイルとは違い、DAIWAの荒瀬竿は「狙って掛けていける」竿ですよー!
DAIWA 競技 メガトルク 大鮎(荒瀬)とは
DAIWA HPより(2018では95がカタログ落ちしています。)
95の方から売れて行ったため残った100がまだカタログに載っているとの事。
DAIWA 2015 カタログから
私が買ったのは95Mの方です。
●全長(m):9.50 マルチ機能にて90→95に可変
●自重(g):330
●錘負荷(号):0-12
定価297,000円
他の大鮎竿との比較
がまかつ競技スペシャルⅢ荒瀬&がまかつパワースペシャルⅣ急瀬
鮎竿としてはこれでもかと言うくらい感度もあり、10号玉をつけて荒瀬を引いてもオトリがピタリと止まる竿。そしてとにかく持ち重りがしない。
以前にがまかつ競技スペシャルⅢ荒瀬を持っていたが、重い、感度なしで根掛かり多発、風吹いたら持っているだけで修行でした。
野嶋玉蔵さんの「かかってんのか?かかったか?きたんべぇ〜、ザバーン!w」に代表される感度の記憶。同じくがまかつパワースペシャルⅣ急瀬も所有していたが、こちらも同じく感度があまりなく(テクノチタントップ??なのに)自分は掛かるまでのやりとりも楽しみたいので、自分にはイマイチで手放しました。掛かってからは胴から激しいパワーがモリモリ出てきて抜け感はすごく良かった記憶があります。
胴のパワーがすごいし、よく曲がるので大鮎掛けたら寄せて取るのもやりやすいと北関東では多くの人が使用している銘竿です。
同じくDAIWAの銀影MT大鮎や競技大鮎10mは?
同じく330gで9.5mマルチの「銀影MT大鮎」を後輩が買ったが一度こちらを持ってしまうと持てないなぁ、と。こちらの竿は粘りは半端ないが持ち重りするんですよね、、、。
テスターの瀬田さんが販促ビデオの中でこちらの竿の方が寄せて取るには粘りがあって良い、と球磨川人吉公園の瀬で大鮎を釣りまくってましたので悪い竿では無いと思います。
同じく競技大鮎10mも当たり前だが重い!
しかも、95Mとは性格が全然違い粘って粘って寄せて取るような調子でかなりの胴調子竿。
実際の釣行では?
95M大鮎は大鮎に湧いた2015神通川で荒瀬の中から27cmオトリ、27cm掛かり鮎をぶち抜く胴のパワー。
2015神通川は海でカタクチイワシ大増殖して、稚鮎がいなくなり放流された鮎だけがすくすく育って釣れるという異常事態、赤岩下流では尺アユも出た!
こんなのがアベレージサイズ!
いとも簡単に掛けて仕留めることができました。
伸ばすマルチの使い方
立ち込んだ時に使える伸ばすマルチ→返し抜きに絶大なる効力を発揮。
使い方としては
①腰くらいまで立ち込むとして90の手尻から20cm〜30cmくらいに鼻カンを合わせる。
②オトリ送り出しは伸ばして沖へ。
③意図するポイントに入ったら90に縮める。手尻が伸びたと同じようになりオトリの泳ぎを助けスムースに泳ぐ。
④掛かったら溜めて鮎が止まり針がかりを確実にした後、竿を水面から垂直に立てながらズームを伸ばす。のされ気味ならまだズームは伸ばさない。ズームを伸ばしきれば短手尻となるので鮎は浮きやすくなる。
⑤ズームを伸ばして竿が垂直に立ったらここで一気に返し抜き。
⑥上流にオトリが飛んで着水したら縮めて寄せて取る。オトリ交換はは手尻が長いので余裕ありやりやすい。→②に戻る
と言った感じ。
2016魚野川 同じ競技メガ大鮎95をマルチ伸ばして取り込んでいる師匠Sさんです。
このサイズでこの曲がり、かなりの先調子に見えますが胴からしっかり曲がってます。もっとでかいと更に胴に乗ってくると思います。
このくらいのサイズがバカバカ釣れました。
太いし長い!
アベレージ25.6cm最大で29cmの鮎が釣れに釣れた2016魚野川堀ノ内地区。
競技 メガトルク 大鮎を購入して
DAIWA 競技 メガトルク 大鮎は荒瀬竿にしては20cmくらいのチビオトリでも弱らないようにかつ管理下で丁寧に引ける胴調子(競技MT早瀬や競技SPECIAL MTよりは引いた時に胴に乗ってこないがT調子よりは胴に乗る)。
持ち重りも少なくバランスが調和した素晴らしい竿!
必要なの?こんな竿。
と去年までは思っていたが、なんて良い竿だ!
と所有した今は思っている。
買って良かった!
デザインもカッコ良い!(私感)
おことわり
一応先に言っておくと私は年間30日〜50日くらい入川しており、一日の平均釣果は25匹前後です。そんなアマチュアの戯言なので参考程度にお願いします。
所有竿の使用感など
【DAIWA鮎竿】DAIWA 銀影競技Tを検討する。
【DAIWA鮎竿】DAIWAの銘竿!銀影AIR TYPE-S(中硬硬)をレビューする。
【DAIWA鮎竿】 クセ強竿 銀影競技スペシャル TYPE-Sは自動的に鮎が掛かる?
【DAIWA鮎竿】NEW DAIWA 銀影競技TYPE-Sを検討する
【DAIWA鮎竿】ニューロッドにDAIWA銀影競技TYPE-S 85H購入。
【DAIWA鮎竿】競技 メガトルク 大鮎(荒瀬)は最強の荒瀬竿だ!
【DAIWA鮎竿】3代に渡る競技 SLの変遷と使用感
【DAIWA鮎竿】 銀影競技SPECIAL MT(急瀬強)は曲がる曲がる獲れる!
【DAIWA鮎竿】競技マスターエディションA ①〜竿選びから購入まで〜
【DAIWA鮎竿】銀影競技 マスターエディションA スイッチシステムで9.3mに
【DAIWA鮎竿】 胴調子ってどうなのよ?競技メガトルク+他メーカーの胴調子竿使ってみて
【SHIMANO鮎竿】FTフォースライト早瀬(H2.5中硬)が面白い!
【SHIMANO鮎竿】神竿、釣れて釣れて釣れまくるスペシャル競NI FW H2.75を科学する【SHIMANO鮎竿】風切竿の代名詞、太身細軸胴調子、初期の最強竿”RASSURANT”!
【ふなやの鮎竿】ふなやオリジナル龍星☆竿2 急瀬
コメント