"2024購入検討　新作SHIMANOラシュラン85徹底ガイド"

ﾏｯﾁｬﾝ

さて、そろそろニューロッドの話もちらほら聞こえてきますね。皆さんもカタログと睨めっこなのではないでしょうか？2024シーズンはどんなシーズンになるのかな？とワクワクしますね！今シーズンは過去に愛用していたラシュランが生まれ変わるとのことで購入しようと思っています！

SHIMANOの鮎竿「ラシュラン」の進化とその魅力
ラシュランの可能性
異端性能を発揮する竿
まとめ
所有竿の使用感など

SHIMANOの鮎竿「ラシュラン」の進化とその魅力

ラシュランシリーズは、長く続き愛されてきたシリーズで初代ラシュランは引き釣りを「釣れる」「楽しい」と認識させてくれた竿です。まずはその変遷を簡単に振り返ってみます。

初代「スペシャル･ラシュランコンペエディション H2.5 90NE」

初代モデルは、その時代において最高峰の性能を誇り、鮎釣りの世界に新たな風を吹き込んだ竿です。自分自身最高に気に入っていましたが2016年の夏の釣行で秋田は米代川に散りました。。。

2009年の「スペシャルラシュラン２　タイプＲ　［H2.6］-90NZ」

2009年のモデルでは、より細かな調整が可能となり、精密な釣りが求められる競技釣りにおいて高い評価を受けました。釣り場であまりみない黒い竿がやけにかっこよかった。

2016年の「ラシュラン　88NP」

2016年のモデルは、さらに軽量化と強度のバランスが改善され、長時間の釣りでも疲れにくいという特性を持ちます。「風切性能」と評してその性能にフォーカスしたのもこのモデルだった気がします。88というファジーな長さに躊躇してしまい購入を見送った経緯があります。

ラシュランの可能性

新しいラシュランは、過去最高レベルの細さと、強風下でも際立つ操作性を実現しているとのこと。特に、長い＃1〜2の部分が生み出すクッション性能により、引き釣りがこれまでにないほど繊細に、そして力強く行えるようになっているようで、これは、細身ながらも強大なパワーを秘めた設計が可能にしたとのこと。

開発担当の小沢聡氏のYoutube等を見るとこの竿の最大の特徴は「細さとパワーの融合」とのこと。長さと継数のバランスも見直され、長さは8.５mとまぁよくある長さではあるが、なんと6本継での開発に成功したこと（多くの竿は7～8本継）。うっかり洗うときに折ってしまいそう。

DAIWAのスペシャルメガトルクが7本継ぎで登場した時も竿を持ったまま振り返って竿じりをぶつけたりしたなぁ、と。＃2の長さは約140cmもあるので軽トラでの持ち運び等も室内は難しいか？

とにかく８年ぶりに生まれ変わったラシュランは、その性能の全てにおいて極限を追求している様子。

異端性能を発揮する竿

この竿は、間違いなくサブロッドとしてもその真価を発揮するはず。小河川や強風下での釣りでは、この竿独特の胴調子が鮮やかにその異端性能を発揮しそう。細かなテンションコントロールが可能になり、遠くへのオトリの操作性も大幅に向上したと。これは、風斬り性能と細さは感度に直結するだろうなぁというところ。とにかく6本継は気になりすぎます。